こんにちは。
ママんちゅです^^*
先日、産褥期(さんじょくき)にママの身体に起きている変化についてまとめてみました。その変化をできる限り周りの方にも理解して協力をしてもらいたいものです。
今回は、その身体の変化によって起こる具体的な体調不良・トラブルについて書いてみたいと思います!
産後の身体に起こりやすい体調不良・トラブル・症状
産後の幸せな赤ちゃんとの時間が訪れると同時に、身体には様々なトラブルが起こります。
私も、体験してその大変さを実感しました。
主なトラブルとして下記のようなものがあげられます。
- 産後うつ
- 睡眠不足
- おっぱいトラブル
- 尿漏れ
- 手首の腱鞘炎
- 腰痛・肩こり
- 肌トラブル
- 抜け毛
それぞれの症状について簡単にご紹介していきますね。
産後うつ
産後は、ホルモンバランスの変化、環境の変化、出産や育児による体力の消耗により、心のバランスが大きく崩れてしまうことがあります。普段なんでもないことにイライラしたり、頭が働かずに、正しい判断ができなかったり。
この産後うつは、普段は心身のバランスがしっかりととれている人でも、誰でもなりうる可能性があります。
これがひどくなると育児放棄や最悪の場合、赤ちゃんを殺してしまうことにもつながりかねませんので、単なる気分の落ち込み、と安易に考えず、周りの人が手を差し伸べられる環境がとても大切です。
私も普段、楽天家でうつ気分とは縁遠い性格なのですが、産後うつになってしまう気持ちがわかる…という体験をしました。
詳しくは下記の記事に書きましたので、そちらを読んでみてください。
睡眠不足
赤ちゃんは、お腹の中で昼夜問わず20分ごとに寝たり起きたりを繰り返して過ごしています。そのため、生まれてからしばらくは、同じように短いスパンで寝たり起きたりを繰り返します。
また、ミルクを一度に飲むことができないので、ママは2〜3時間おきに授乳をしてあげる必要があります。もちろん、夜中も…。
まとまって寝てくれるようになるまでの期間(特に生後2ヶ月くらいまで)は、本当に辛かったです。
夜も昼もぐっすりと眠る時間がとれずに常に眠気と戦いながらお世話をする毎日。
特に夜中に授乳をしている時は赤ちゃんを抱いている幸せな気持ちよりも睡魔が強力で、それが今後永遠に続くかのように感じ「全部一旦放り出していいかな〜!!」という気持ちにもなりましたよ。
もちろん、それはできませんけれどね。
もし今ちょうど産後で、赤ちゃんが可愛く思えない、育児放棄をしたいような気持ちになっている方がいたら、自分がおかしいのかなと自分を責めるのでなく、皆が通る道…と思って、うまく周りに頼って乗り切って欲しいなと思います。
おっぱいトラブル
赤ちゃんにとって、おっぱいはとっても大事な存在です。ママはおっぱいの人…と思っているかも(笑
生まれてすぐからおっぱいが口に入ると吸う本能が備わっていますし、赤ちゃんの成長に大切なことです。
だからこそトラブルもつきもの…
主なトラブルに下記のようなものがあげられます。
- 母乳が出過ぎるor母乳が出にくい
まず、母乳の分泌が良い人と逆になかなか出てこない人がいて、どちらも辛いのです。
出過ぎる方は常に胸が張ってしまい、定期的に搾乳をしないとパンパンになりかなり痛みます。母乳がどんどん漏れてきてしまうという大変さもありますね。
逆に出にくいと、赤ちゃんに飲ませてあげるためにおっぱいマッサージをし続けなければなりませんし、吸っても出ないと赤ちゃんがなかなかうまく吸い付いてくれずに、吸われないとさらに母乳の出が悪くなって…という悪循環にもつながります。
- 乳腺炎
乳首の母乳が出る出口が詰まってしまって、炎症を起こすトラブルです。私は幸いこの乳腺炎にはならなかったのですが、なってしまうとものすっごく痛いそうなのです。
母乳がうまく出なくなってしまい胸が張ってしまう痛みも合わさって、かなり辛いそうなので、しっかり予防をしたいものです。
詳しいケアについては次の記事に書いてみます。
- 乳首が切れる
これは私も経験したトラブルです。とにかく痛くて授乳タイムが来るのが苦痛…
かわいい赤ちゃんが一生懸命吸ってくれるのですが、まだ吸うのも下手くそで先っぽだけを咥えたまま首を動かして暴れたり、ただただよだれまみれにしてなかなか咥えてさえくれなかったり。それが1日約8回〜10回、一回15分程度だとしても1日合計120分以上吸われ続ける状態。擦れて切れてしまうのです。
入院前に、このトラブルが起きることを勉強していなかった私は、入院グッズに乳首ケアクリームをいれていなかったので、パパんちゅに買いに走ってもらいました。
入院前のみなさんは、是非乳首クリームを入院グッズに加えて欲しいなと思います。
入院グッズのリストは下記の記事も参考にしてみてください。
尿漏れ
この尿漏れのトラブルは妊娠中から起こることが多いと思いますが、産後に骨盤周りがしっかり回復しないと、その後もずっと悩まされることになる、やっかいなトラブルです。
くしゃみをした時、笑ったり重いものを持った時など、ふとした瞬間に漏れてしまう状態は、かなりのストレスにもなりますよね。
私は入院生活の時期から骨盤周りの回復トレーニングに力を入れて過ごしたからか、尿漏れトラブルはありません。
トレーニングの方法については、次の記事に書いてみたいと思います。
手首の腱鞘炎
手首の腱鞘炎トラブルは、かなり悩まされるママが多いようです。私もその一人でした。
出産のホルモンバランスの変化で腱鞘がむくみ、さらにそこに育児による手首を酷使することで炎症を起こしてしまうのです。
育児をお休みすることはできないため、炎症を起こして痛みが出ても、それに耐えながら育児をしなければなりません。ただでさえ体力を消耗しているのに、痛みにも耐えなければならないなんて…とにかく辛い…
私は病院へ行き腱鞘炎用の注射をしてもらえたことで、あっという間に治りましたが、それまでの期間はこの痛みがずっと続くのだろうかとかなり不安でした。
普段やってしまいがちな赤ちゃんの抱き方を少し変えたりなど腱鞘炎にならないように予防ができますので、是非みなさまは腱鞘炎になる前に予防をして欲しいと思います。
また残念ながら腱鞘炎になってしまった方は、病院で注射することをおすすめします。
腱鞘炎の体験談は下記の記事に書きましたので、そちらを読んでみてください。
腰痛・肩こり
生まれたての赤ちゃんはとても軽いとは言え、お世話をするにあたってなんども抱き上げたり下ろしたりと、腰や肩にとても負担がかかります。
そして、なかなか休むことができないんですよね…
授乳の時間はふにゃふにゃの赤ちゃんを抱っこしているので、常に壊してしまわないように、落としてしまわないようにと緊張感もあるせいか、肩がとてもこりました。
また、赤ちゃんを抱き上げる時、オムツを変える時、お風呂に入れる時、と腰をかがめて作業をしなければならないシーンがたくさんあるので、腰にくるのです。
赤ちゃんのお世話をしなければならない時期にぎっくり腰になるわけにはいかないので、負担を減らすような姿勢を保つなど工夫をする必要があります。
こちらもケアの仕方に関しては次回の記事に書きたいと思います。
肌トラブル
肌トラブルはホルモンバランスの変化によって起こるそうで、下記のような症状が挙げられます。
- 乾燥しやすくなる
- くすみやシミができる
- 吹き出物がでる
ママの悩みごととして多く耳にするトラブルですし、ママになっても綺麗でいたい人にとってはとっても大事なことなので、ケアをしっかりしたいところですね。
私の母は私を産んだ後に急に大きなシミができたそうで、日焼け止めとか、保湿とか、いつもよりしっかりしといた方がいいよ、とアドバイスをくれました。
そのおかげか、私はこの肌トラブルに関しては、あまり悩まされずにすみました。ケアのおかげかシミもできませんでしたので、予防をするようにしましょう。
抜け毛
抜け毛…こちらもホルモンバランスの変化により起こるトラブルです。
私自身もこのトラブルは深刻でした。産後2ヶ月ほどたったあたりから毎日ものすごい量の髪の毛が抜ける抜ける。朝掃除をしたはずの床にも、風呂場の排水溝にも大量の抜け毛。
このままでは禿げてしまうのでは…と焦ったものです。
でも安心してくださいね。母乳育児が終わって、女性ホルモンが元の状態に戻ってくるとまた生えてきますから!
抜け毛の次はアホ毛に悩まされるんですけれどね(笑
今ではそれらも伸びてすっかり馴染んで元どおりです^^
さいごに
いかがでしたでしょうか。
産後の身体トラブル、多いですよね…汗
赤ちゃんの可愛さでどんなことも乗り越えられそう!と思っていてもたくさんのトラブルはやっぱり辛いもの。
どのようなトラブルがあるか事前に知識を得てケアをするなどして、回避・軽減できることもあります。
次回の記事では具体的にどのようなケアをして過ごせばよいかをまとめてみますので、是非参考にしてもらえればと思います^^*
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