こんにちは。
ママんちゅです^^*
時短・効率、がんばらない育児、など様々な育児メソッドがある中、私が一番自分に合っていると感じたのが「味わう」育児。
「今この瞬間」を大切にすることで心身ともになんだか健康に過ごせるのですよね◎
そうだ!あの、登りきった山で食べるおにぎりがすごく美味しいと感じる、あの感覚に似ている…!そんなことも娘に思い出させてもらったのです。
と、そんな子育て生活についてのお話をママんちゅ的視点でまとめてみました♪
山で食べるおにぎりは美味しい。
突然ですが、皆さんは、山の上でおにぎりを食べたことはありますか?
食べたことのある方とは、「わかる〜!あれ、すっごく美味しく感じるよね!」と語りあえますね、きっと^^
いつも食べてるおにぎりのはずなんだけれども、なんだろう?なんだか、いつもよりず〜っと美味しい!そんな不思議な感覚ですよね。
あの味を知らない方がいたら、今すぐにでも一緒におにぎり握って山登りに行きたい!そんな気持ちになるくらい(笑)
おにぎりが美味しい理由って…?
そこで、山で食べるとおにぎりがなぜ美味しいのか…改めて考えてみました。
願って願ってやっと口にいれたおにぎりだから美味しい!
まずはこの理由ではないでしょうか。
願って願ってやっと口にいれたおにぎりだから美味しい!
我々は、山を登る間「おにぎり食べれる場所あるかな〜」とか「おにぎり食べれるまであと何分かな〜」とか「おにぎり、どの具材から食べようかな〜」などなど、おにぎりに様々な思いを馳せることと思います。
そして、そうやって何度も思い描くことで、存分に愛着が沸いたおにぎり達…だから美味しい!そんな感じではないでしょうか。
ただお腹がすいてるからってのもあるんでしょうけどね(笑)
でも、それだけでもない気もするのです^^
おにぎりに全集中しているから美味しい
では次に、思い浮かべてみてください。山に登りきって美しい景色と出会い、あなたは登りきった達成感や疲労感や空腹感に包まれる中、腰をおろす場所を見つけておにぎりを取り出したら・・・
そこからは完全におにぎりに全集中していますよね、きっと!
岩に染み入る蝉の声…のごとく、空腹に染み入るおにぎりの味…
おにぎりに全集中をしているからこそ、おにぎりの魅力を余すことなく味わうことができる時間なのではないかなと。
全集中、おにぎりの呼吸…!!
美しい記憶と共に残り続けるから美味しい
そしてさらに、山で食べたおにぎりが美味しかった、という記憶が私たちの心にずっと残るのはきっと「山に登った時間」や「出会った美しい景色」が、背景に色濃く刻まれているからなのですよね。
おにぎりの味を思い出した時に、その背景たちが一緒に甦る。
だから、おにぎりの味も美味しかったよな〜とさらに深く心に刻まれる。
一緒に「美味しいね」と言い合える誰かが一緒だとさらに美味しさが倍増する気もしますね^^
娘が教えてくれた「今を味わう」時間の大切さ
と、ここまで、山登りとおにぎりの話を突き進めてきましたが、ここから育児の話にうつりますね。
娘がなぜ山で食べるおにぎりの美味しさを思い出させてくれたのか…。
きっかけは、娘んちゅがお腹に宿って、生活が一変したことでした。
それまでは趣味に仕事にと忙しく過ごし、何かをやっている傍らで常に他の何かのことを考えているのが当たり前。
毎日毎日新しいことを実現するために動き回る日々。
そんな日々から、お腹が大きくなり今までのようにたくさんのことをこなすことは難しい生活になりました。
しかし、その不自由さが与えてくれたのが、幸せを「味わう」という感覚。
ただ床に寝そべってお腹がぽこぽこ動くのをジッと感じてみたり、俊敏に動けないため、いつもの道をゆったりとした速度で歩いてみたり、そんな時間を過ごすことが増えました。
普段当たり前と感じて、意識さえしていなかったいろいろな時間をじっくり楽しめることに気がついたのでした。
まさにおにぎりに全集中している時のような感覚…
娘が生まれてからは、さらにそれを実感するできごとがたくさん!
中でも印象に残っているのが、ペットボトルのふたをしめる娘んちゅを、ひたすら眺めていた時のこと。
やっとこさ何かを握れるようになったばかりの小さなおててで、一生懸命私からペットボトルのふたを受け取り、ぎゅっと握りしめ、私の持っているペットボトルにのせようとする…
うまくいかずに落とす 。
落ちたふたに手を伸ばすので、再び渡してあげると
また慎重〜に握るところから始まり、慎重〜にのせようとする・・・
なかなかなかなかのらない!
何度も落とす!
それでも、ど〜うしてものせたい様子で、何度も落ちたふたに手を伸ばす娘んちゅ。
そしてその姿に全集中をしているママんちゅ。
何度も何度も(数え切れないくらい)一緒にペットボトルのふたをやりとりし、ついに!ペットボトルの上にふたがのったのです!!
その瞬間の娘んちゅの満面の笑みは、山を登りきっておにぎりを食べた瞬間の満足感に溢れた・・・まさにそのお顔でした。
あぁ、ペットボトルのふたがしまる瞬間が、こんなに素晴らしいことだなんて!!と、私もこの上ない満足感と幸せを感じ、拍手したことを今でも鮮明に思い出せます。
娘んちゅは「ペットボトル」に、私は「一生懸命な娘んちゅの姿」に、全集中をしていたからこそ得られた満足感だったでしょう。
ただ…この体験が嬉しすぎたのか、器用になった今はお風呂におもちゃとして用意してあげたペットボトルでひたすら「ふたのせ→拍手→ハイタッチ」のルーティンを繰り返すようになったので(多い時は50回くらい!)のぼせそうになります(笑)
「時短・効率」を意識してても絶対忘れたくない「味わう」楽しさ
さて、7月から娘んちゅを保育園に預け「ワーキングママ」になった私ですが、仕事脳に切り替わると途端に「効率」に意識がいってしまうのですよね。
仕事に慣れねばと思う気持ちと、今までのんびりやっていた家事を限られた時間内でそれなりにこなさねば・・・となった時、「味わう」時間がおろそかになりそうになりました。
でも、またしても気付いたのです。
保育園の連絡帳を毎朝書く時に前日のことを振り返って「家での様子」という欄を記入するのですが、その時に「効率よくテキパキと過ごした1日」よりも、あまり作業は進まなかったけれど「娘の姿や一緒に過ごした時間がパッと甦る1日」の方が、私にとっては魅力的な昨日に感じられたのでした。
しまじろうのカニフラダンスで一緒に踊ったこととか…
ご飯もごもごしながら寝ちゃってる娘んちゅの横にキョトン顔のにゃんちゅがいる様子とか…
お風呂で水を汲んでる娘んちゅの背中と、それを眺めながら感じるお風呂の湯気の心地よさとか…!泥パックしてる顔に盛大に水かけられたこととか!(笑)
一つ一つのできごとを存分に味わった時間を、やっぱり愛おしく感じるなぁ〜と。
結果、連絡帳にかけることもいっぱい思い浮かんで楽しいですしね^^♪
「味わう」って感覚が、私にとってはすごく大事なことなんだなぁ…と改めて思ったのでした。
思えば幼い頃から、散歩に出かけてずっと虫の行動を観察したり、長〜い時間空を眺めてたり、そんな時間が好きだったなぁと、そんなことも思い出したり。
娘んちゅが教えてくれた大切なことを、娘んちゅが大きくなった時に私も伝えたいなとも思います^^
ちなみに「時短・効率」は、「味わう」時間を増やすために必要不可欠でもあるので、これからも楽しく追求していくつもりですけれどね!いいなと思ったものはご紹介していきますし☆
今回書きたかった想いは、マルチになんでも効率よくこなすことにとらわれ過ぎず、じっくり何かに集中して味わう良さも、自分にとって大切だと気づきを得たことでした^^*
育児時間をタスクと捉えず、「味わう」という視点を持つとより幸せを感じることができるのかもしれませんね!
脳科学の観点からも「今を味わう」は良いことらしい!
少しだけお話がそれますが、脳科学の観点からしても、何か一つことに集中すること「今を味わう」ことって、とても良いことらしいですよ◎
マインドフルネスという単語を聞いたことがあるかもしれませんが、そのマインドフルネスのすすめがまさに「今を味わう」なのです。
過去や未来ではなく「今」に集中し今の自分自身を受け入れ観察することで、集中力の強化、ストレスの軽減、免疫力アップなどなどの効果があるんですって!
娘のおかげで自然とマインドフルネスに近い状態が日々生まれているのかもしれない、と思いましたよ^^
マインドフルネスって何〜って方は下記の記事を参考までに◎