こんにちは。
ママんちゅです^^*
最近、立て続けに地震が起こっていますね。数年以内に大きな地震が起こる可能性が高まっている、というニュースもありました。
首都直下型地震や南海トラフ地震の起こる確率もどんどん高まっているといわれ、日々不安な気持ちになります。
先日は台風も大きな被害をもたらしましたし、幸せな生活が一変する災害の危険は、いつ訪れるか分かりません。
そこで、災害時に赤ちゃんの安全もきちんと確保するためにはどうしてあげたらいいのか改めて勉強してみました。
皆さんも備えあれば憂いなし、是非参考にして頂ければ幸いです。
地震がきた!まずは身の安全を確保!
いつ起こるのか事前に確認が取れないのが災害です。
備えを行うのはとても大切ですが、まずはとっさに危険から身を守る術も身につけておく必要があるでしょう。それぞれの状況に応じて気をつけるべきことを、書いていきます。
自宅で地震が起こった時
まず赤ちゃんと自分の身を守りましょう。
・落下物のない場所に移動させる
・机の下に一緒に逃げ込む
・クッションになる何かで自身の頭を保護しながら上に覆いかぶさる
また自宅内の一番安全な場所をあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
1階<2階<3階と上の階の方が生存率が高いらしいので慌てて1階に降りるというのは避けた方が良いようです。ドアを開ける程度にとどめましょう。
揺れがおさまったら、ストーブや火を扱うものはすぐに止めます。電気のブレーカーも落としましょう。
余震によって家が倒壊の恐れがある場合は、速やかに避難袋を持って、避難の準備を開始します。
外出先で地震が起こった時
外出先で揺れを感じたら下記を参考に、瞬時に危険物を避けた安全な位置を確保してください。
避けたほうが良い場所 | 安全な可能性が高い場所 |
×電柱 ×古い建物 ×ブロック塀 ×ガラス ×エレベーター ×倒れやすそうなもの ×看板や置物などの落下物 |
○周りに倒壊物のないひらけた場所 ○丈夫なビル内 ○机など頑丈な台の下 |
安全な場所に移動後、落下物から子供を守る。同時にカバンなどで自身の頭を守ること。
揺れがおさまったら、落ち着いて次の行動を考えます。
恐怖心から、慌てて外に逃げ出したりなどすると、落下物に当たったりの危険性がある場合もあるので落ち着いて行動しましょう。
情報交換やお互いの心の支えになりますので、周りの人とのコミュニケーションは、積極的にとれると良いですよね。
現在いる場所が、余震によって倒壊の危険がある、または火災の発生がある場合は、落下物に注意しながらすぐに場所を移動しましょう。丈夫なビルの建物内は倒壊の恐れがないので、比較的安全なようです。
エレベーターは、閉じ込められる危険があるので使いません。
地下は地上よりも揺れが小さくなるので比較的安全なようですが、津波などの影響は大きくなるので情報をよく収集して行動しましょう。
自宅の危険回避のための備え
身の安全を守るために、家の中の危険をより少なくしておくことも大切です。
ガラス飛散防止フィルムを貼る
台風の時や地震など、窓ガラスが割れて飛散することによる危険性はどの家庭にもあると思います。
ガラス飛散防止用のフィルムを貼っておくことをおすすめします。
我が家もまだ貼っていなかったので、これを機に貼ろうかと!
家具の固定
これは我が家は入念に行っています。
・天井と棚を突っ張り棒で固定する
・棚と床の接地面の手前側に敷物をして手前へ転倒しにくくする
・金具で固定する
などの方法があるのですが、我が家では突っ張り棒と敷物の2つをそれぞれの家具に両方とも行っています。
大きな地震では、テレビなど大型のものも吹っ飛ぶらしいので、固定しておいたほうがよいでしょう。
観葉植物やインテリアの置物も吹っ飛ぶつもりで、高い位置に重い物を飾っていないかなど今一度室内を見直してみてください。
寝る場所の見直し
ガラスが飛散する可能性を考えてガラスから少し離れた位置に寝床は用意しましょう。
ソファなど長時間くつろぐ場所も同じです。
また棚を固定していたとしても、中のものが落ちてくる、などの危険性があるため棚などの近くも避けた方が良いと思います。
被災者に学ぶ「あってよかったもの」「なくて困ったもの」
実際に被災なさった方が「あってよかったもの」や「なくて困ったもの」の情報はとても有益と感じましたのでご紹介します。
ホイッスル
どこかに閉じ込められたり、瓦礫の中に埋まってしまった際などに、これがあったから助かった、という例が良くあるようです。
私も今まで持ち歩いていなかったのですが、これを機に100円ショップでキーホルダーを購入し、必ず持ち歩く鍵につけてみました。
ホイッスルはIDカード付きのものも販売しているので検討してみても良さそう。
充電機器
いざという時の情報収集、家族との連絡など、スマホが活躍しますが、充電がなくなると全てが使えなくなってしまうため、充電器は必須です。
ライフラインがとまってしまった災害時に、スマホの充電のために長蛇の列ができ、結局人が溢れすぎて充電できないまま帰る人々の様子がテレビで放映されていたのも印象的でした。
ポータブル充電器の充電を使い果たしてしまった場合にどうしようもなくなるので、自宅には電池で充電するタイプの充電器と、電池もたくさんストックしておくと安心だと思います。
電池は懐中電灯などにも必要となってきますしね!
ちなみに、我が家は思い切って大容量ポータブル電源とソーラーパネルを買うことに!
(キャンプの時も使えるしね、ということで^^*
コンセントがなくても充電ができるように2日分くらいたっぷりと充電できるものが良いでしょう。
ポータブル大容量電源
ソーラーパネル
一人分なら、これくらいコンパクトなものでも良いかもです。懐中電灯代わりにもなりますね!
ウェットティッシュやトイレットペーパー、液体歯磨きなどの衛生用品
参考:https://www.dcm-hldgs.co.jp/feature/20190306105611.html
ランキングを見ると、充電機器、水や食料に続いてウェットティッシュやトイレットペーパー、液体歯磨きなどの衛生用品がランクインしているのが印象的です。特に子育て世代にとってニーズ大とのこと。
確かに、水がとまってしまったりしていると毎回洗ってあげるわけに行きませんし、赤ちゃんの衛生状態を保つために必須ですね。
水などは防災対策として意識してストックしていましたが、改めてウェーっとティッシュやトイレットペーパーは常に少し多めに備蓄しておこうと思いました。腐らないですしね!
液体歯磨きと無水シャンプーもそこまで高いものでないので、是非揃えたら良いかなと。
我が家では日常でも液体歯磨きで口をゆすいで寝るようにしてるので、おまけとしてついていたミニボトルを防災グッズにいれました!
他には化粧水、リップクリーム、ハンドクリームなども最低限で持っていくとストレスの軽減になると思います。
非常用トイレ
非常用トイレについてはこちらの記事が、とっても参考になりました!
この記事を読んで、吸水ポリマーが最初から装着されているタイプのものがいいなとこちらに決めました!
生理用品
常に生理があるわけでないので準備を忘れがちかもしれませんが、ないととても困ってしまうアイテムなので重要です。
また、下着を変えられないときにおりものシートを取り替えるだけで清潔に保てるという利点もあるためおりものシートを用意しておくのも良いと思います。
おもちゃ・おやつ
子育て世代の方々が答えたこちらのランキングもご覧ください。
参考:https://www.dcm-hldgs.co.jp/feature/20190306105611.html
ここでトップに君臨しているのがおもちゃ。そして3位のおやつ。
娘を産む前なら、緊急時におもちゃはいらないのでは?と考えてしまっていたと思いますが、子育てを実際にしていると、重要な理由がわかります。やっぱりそうなんだ〜!と感じました。
普段熱中してくれるおもちゃを持っていきたいですね。子供もいつもと違う環境の中で大好きなおもちゃがあると安心感があると思います。
液体ミルクやレトルト離乳食
衛生環境や飲み水がきちんと確保できるか分からない状況下では最近発売され始めた液体ミルクは大変便利です。完全母乳のママも災害時に怪我をしたりストレスで母乳が出なくなってしまったりすることは大いにあり得ますので、用意をして置くことをおすすめします。
- アイクレオ(紙パック)
- 明治 ほほえみ らくらくミルク(缶)
の2種類があり、薬局やスーパーに売っています。
好き嫌いがないか、一度試しておくと良いでしょう。
私は娘んちゅを連れて一日中お出かけすることも多いので、いつもこれらをバッグに入れてお出かけ^^*
どっちもごくごく飲みます(笑)
ミルクと同様離乳食も、レトルトのものを試しにあげてみたり、ストックしておくと安心ですね。現代の離乳食は栄養バランスなど赤ちゃんの健康を深く研究して作られているので、レトルト品を与えるなんて…と思う必要はないと思います。
我が家も様々な食材から栄養を摂って欲しいという点や、育児の負担がだいぶ減るという点を考慮して、普段から積極的に利用していますよ。
レジ袋・ポリ袋
思わぬ形で大活躍をするのがレジ袋やポリ袋。下記のような活用法があります。
- 骨折時の三角巾として
- 感染予防の手袋として
- 簡易トイレの代用に
- タオルや古着などと組み合わせて簡易オムツ
- ダンボールと一緒に使ってポリタンク代わりに
- 雨合羽として
- 防寒具として
参考:https://tg-uchi.jp/topics/5505
普段から娘んちゅの汚れたオムツを入れるために数袋持ち歩いていますが軽くて非常時に役立つとのことなので、たくさん持ち歩くことに^^*
抱っこ紐
避難経路の道の状態によってはベビーカーが使えない場合もあるので抱っこ紐での避難が望ましいと思います。また、抱っこ紐があると避難場所で泣き止ませたり寝かしつけをする場合にも役立ちます。
逆にないと、避難の際に両手がふさがったり、泣き止まない時にずっと抱っこする場合などとても大変だと思います。
紙皿・紙コップとサランラップ
水が自由に使えない環境下になっても、紙皿や紙コップににサランラップをひいて使えばサランラップを使い捨てるだけで洗い物をせずに済み衛生的ですよね!
この技は一人暮らしで洗い物をしたくないお友達がやっていて、ナイスアイデアと思いました(笑)
輪ゴム・髪ゴム
髪を縛る以外にも、ビニール袋で防寒をする時、ストールやタオルを授乳ケープにする時、タオルをよだれかけがわりに巻いてあげる離乳食の封をするなどなど、たくさんの場面で使えるます。
なので数本入れておくと良いと思います。かさばらないですしね!
大きめのストール
普段から大きめのストールのようなものを一つ持ち歩いているといざという時にとても役立つようです。
- 授乳ケープ
- 緊急時のトイレの目隠し
- 防寒具
- 簡易抱っこ紐
- おくるみ
連絡先のメモや家族の写真など
スマホが破損するなどで使えない、または家族がバラバラに過ごしている時に災害が起こることなども想定し、下記の内容をメモし財布などの常に持ち歩くものの中と防災バッグの中に入れておくと良いと思います。
- 自分の名前(身元確認の時に役立つ)
- 家族の名前と連絡先
- 避難場所へのルート地図
- 家族で決めた集合場所の情報
- 家族の写真(避難所で探し回る時に役立つ)
- かかりつけの病院がある場合はその連絡先
スマホがあると、全てその中に情報が入っているからと、電話番号を覚えていなかったりしますよね。万が一スマホが使えない場合にも紙にメモをしておくと安心ですね!またこれを書くことで、家族間で防災についての話をするきっかけにもなります。
母子手帳・身分証明書のコピー
大切な情報が記録された身分証明書や母子手帳ですが、普段持ち歩いていると避難時に持ち出しそびれる可能性もあるので、コピーをとって防災バッグに入れておくと良いでしょう。
パスポートや健康保険証のコピーと合わせて、
母子手帳は
- 出生時の情報
- 予防接種の記録
の2つのページを控えておくと良いと思います。予防接種の情報、何をいつ打ったのか、とっても大事ですよね!
防災グッズ(非常持ち出し袋)リスト
上記のような様々な防災情報を元に、改めてどのようなものを準備すれば良いかまとめてみました!
以下の3種類を分けて用意しておくと良いでしょう。
- 外出先に持ち歩く携帯用グッズ
- 迅速に避難するための1次避難用グッズ
- 避難生活が長引く場合のための2次避難用グッズ
1.携帯用グッズ(外出先に持ち歩くもの)
外出する際にできれば持っていたいものです。子連れで外出する際に持っているものに少し足すくらいでしょうか。
子供のもの | その他 |
液体ミルク:2〜3本 レトルト離乳食:2〜3食 おやつ スプーン:2本 オムツ:4〜5枚 お尻拭き ウェットティッシュ 抱っこ紐 大きめのストール 子供の靴・着替え |
ホイッスル モバイルバッテリー 連絡先メモや家族の写真 マスク フェイスタオル:1枚 レジ袋・ポリ袋:2〜3枚ずつ 非常食(1〜2食分) 飲み水500mlペット1本 輪ゴム・髪ゴム メモ・ボールペン・油性ペン |
2.一次避難用グッズ(迅速に避難するためのもの)
担ぎやすいリュックに入れておきましょう。キャリータイプだと、瓦礫などで道が悪くなっていた場合に、逆に重くて運びづらくなるなど避難が遅れてしまう可能性があるからです。
子供のもの | その他 |
液体ミルク:5〜6本 レトルト離乳食:5〜6食 おやつ スプーン:2〜3本 オムツ:10枚 お尻拭き ウェットティッシュ 抱っこ紐 大きめのストール 子供の靴・着替え |
ホイッスル モバイルバッテリー 現金 連絡先メモや家族の写真 メモ・ボールペン・油性ペン 母子手帳・身分証明書のコピー マスク フェイスタオル:2〜3枚 バスタオル:1〜2枚 レジ袋・ポリ袋:5〜6枚ずつ 非常食:5〜6食分 飲み水500mlペット:1〜2本 輪ゴム・髪ゴム 箸・紙皿・紙コップ サランラップ ハサミ ガムテープ 応急手当て道具 除菌シート トイレットペーパー 生理用品・おりものシート:2日分程度 下着・靴下などの衣類:2日分程度 身体拭きシート 無水シャンプー 液体歯磨き ケアグッズ 懐中電灯またはランタン 電池 携帯ラジオ カイロ・防寒具(冬期) 虫除け(夏期) |
3.二次避難用グッズ(長期の避難生活のため)
避難生活が長引き、ライフラインも長期でとまってしまう可能性も考慮して、2次避難グッズにプラスして自宅に準備しておくと安心ですね。
子供のもの | その他 |
液体ミルク:5〜6本 レトルト離乳食:5〜6食 おやつ オムツ:100枚程度 お尻拭き ウェットティッシュ |
飲み水:2Lペット5本程度 食料:1週間分程度 卓上コンロ・ボンベ 懐中電灯かランタン 電池 充電器 トイレットペーパー 非常用トイレ |
防災情報サイトなどの事前チェック
防災情報ページをあれこれと覗いておくだけでも、いざと言う時にどこにどの情報があると分かっているので良いと思います。
何を見れば…と迷う方は下記の2つを抑えておけば良いのではと!
国土交通省「災害ポータル」
非常に情報がまとまっていてわかりやすいです。
ハザードマップから災害状況、避難指示などなど。
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けてできたもののようですね。
NTT東日本「災害伝言ダイヤル」
災害時に、離れている家族などに安否情報をお知らせできるサービスです。
「171」(いない)に電話をかけて、あとは音声に従って入力を行なっていくだけです。
公衆電話、ISDN、携帯電話・PHS、IP電話からも利用可能になっているようです。
さいごに
備えあれば憂いなし、とは分かっていてもなかなかやらずに先延ばしになっていた備え。
今回、地震の危険度が増しているというテレビを見かけたのと、せっかくだからブログにまとめながらやってみようかと思ったのをきっかけに詳細を調べながら備えることができました。
色々な情報を見ながら、我が家が備えるなら…という視点でまとめていますので皆さんのご自宅の状況に合わせて是非アレンジしながら備えてみてくださいね。
良い情報が得られたら随時更新もしていこうと思っています^^*