こんにちは。
ママんちゅです^^*
今日は、赤ちゃんとの遊び方について。
いつもニコニコと天使のような笑顔を向けてくれる娘んちゅと遊んでいる時間は、私にとって本当に幸せな時間です。
ニコニコどころか、爆笑し始めることもあり、つられて一緒に笑い転げています。
そんな時間が大好きな私は、娘んちゅをいかに楽しませようかと様々な遊びを模索してきました。
そして遊び方を模索しながらいろいろと調べていると、「遊び方」が脳の発達に大きく影響してくることも学べたのでした。
特に1歳までの遊び方が大きく脳の発達に影響するとのこと。
赤ちゃんそれぞれの性格もあるので、「正しい遊び方」なんてものは存在しませんが、コツや意識すべきことはたくさんあると感じていますので、是非参考にしてみてください。
赤ちゃんにとっての「遊び」の大切さ
「遊び」は「学び」
赤ちゃんにとって、「遊び」は心と身体の発達に欠かせません。
寝る、食べる、飲むなど、生きるために必要なお世話と同等に、大切にしてあげたいものです。
大人になると何かを習得するために「練習」「訓練」を行いますが、赤ちゃんはそれらを全て遊びながら学んでいきます。
身体的な成長は目に見えて分かりやすいですが、下記のように様々な心の発達にも大きな影響を及ぼしているのです。
・集中力
・「できた」への喜び
・試行錯誤する能力
・知的好奇心
・想像力
・観察力や洞察力
・危険回避能力
・問題解決能力
「遊び」は「楽しい」から発生する行動ですから、子供が楽しいと思えば思うほど、自らたくさんの「学び」を得てくれることでしょう。
脳の発達
赤ちゃんの脳は、生まれてから1歳までの期間に急激に発達します。
最新科学では、生後8ヶ月〜1歳前後の時期が一番脳の潜在能力が高い時期だと明らかになったそうです。
脳の発達には神経細胞と神経細胞をつなぎ情報伝達を行う「シナプス」が鍵となりますが、そのシナプスの数が最大になるのがその時期だからです。
神経細胞の数は生まれた時にすでに大人と同じ数存在しているので、その細胞通しをいかに多くのシナプスでつないでいくか、が脳の発達に大きな影響を及ぼします。
その発達の過程に合わせたより良い刺激を与えてあげることでそのシナプスの数を増やし、脳の潜在能力を最大限引き出してあげることができるのです。
脳の発達の仕組みをより詳しく知りたい方は
下記を参考に見てみるのも良いかもしれません。
NHKスペシャル 赤ちゃん 成長の不思議な道のり [DVD]
脳科学の観点から子育てについて本を出している
久保田カヨ子さんの著書も大変興味深いです。
脳科学おばあちゃん久保田カヨ子先生の誕生から歩くまで 0~1才 脳を育むふれあい育児 (主婦の友生活シリーズ)
手と口を使って脳が活性化
赤ちゃんが初めて手を認識した時にジッと手を見つめ続ける行為のことを「ハンドリガード」と言います。
また、手を使えるようになった次には、その手を含めてなんでも口に運ぶ行為が始まります。
そして、その「手」と「口」が脳の発達に大きく貢献することとなるのです。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚それぞれに刺激を受け無意識で反応していたところから
「手」の存在を認識することで
自らの意識で身体を動かせる、ということを学びます。
手を動かすと手が目の前で動く
その手をなめると、手は舌の感触を感じ舌は手の感触や味を感じる
と、脳の様々な部位が一度に働くため、それらの情報伝達が活発に行われ脳が活性化するのです。
脳の発達の観点でいくと、
赤ちゃんがいろんなものに手を伸ばしたり、何でも口に運ぶ行為は必要な行為であり、
危ないから、汚いから、と止めさせてしまってはもったいないですね。
「遊び方」のコツ
それでは、「遊び」でより良い脳の発達を促したいと思った際に、
どのようなコツがあるでしょうか?
まずは「楽しい」と感じさせることで、自ら積極的に学んでもらうことでしょう。
子供が「楽しい」と感じるポイントを抑えると、遊び方のコツが見えてきますよ^^
好奇心
何も知らずに生まれた赤ちゃんにとっては、周りのモノ・コト・ヒト全てが初めてばかり。
自分という存在さえ認知していない中で、五感全てで刺激を敏感に捉えています。
そのため、より多くの初めてに触れさせてあげるとそれらは好奇心につながります。
例えば、視覚であれば
たくさんの色を見せてあげる、キラキラするものを見せてあげる、鏡を見せてあげるなど。
触覚であれば
身体のいろんな部位をマッサージしてあげる、プニプニしたものザラザラしたものなどいろんな触感のものをにぎらせてあげる
など毎日新しい体験をさせてあげれば良いのです。
毎日同じルーティンでお風呂にいれて、きちんと綺麗に食事を終えて…静かに寝かせている、といった生活だとなかなか好奇心を引き出すことができないかもしれません。
私はいろいろ新しいことを考えるのが好きなので、
毎日今日は何をさせようかと考えること自体が楽しいですが、
新しい何かを用意するのが苦痛だという方は
赤ちゃんが少しでも興味を持った様子があれば
それを満足するまでさせてあげる、というだけでも随分違うかもしれませんね。
これをさせたらどんな反応をするだろう?とママ自身が好奇心を持てたらいいのかも!
ママが楽しそう
人間には元々、他者と喜怒哀楽の感情を共有する
「共感」という能力が本能として備わっています。
また、赤ちゃんは大人の感情を読み取る天才だとも言われます。
ということは、一緒にいる相手が楽しそうだと赤ちゃんも
「楽しい」と共感力を発揮するはず。
これはまさにその通りで、
娘んちゅとたくさん遊ぶ中で日々体感をしていることでもあります。
一番わかりやすいのが、最近手づかみ食べが好きになりパンをちぎるようになり、
そのちぎったものを食べるだけではなく私に渡すようになったのです。
そんな時「自分が食べなさい」とするのではなく、
「おいしい、ありがとう^^」と受け取って嬉しそうに食べてあげると、
ものすごく喜ぶのです!
私が喜ぶことがとても楽しいようで、ティッシュでもなんでも
ちぎって私の口に入れようとするようになりました(笑)
ティッシュはさすがに食べてはあげませんが、ちぎった破片を受け取って
「ありがとう」「どうぞ」と受け渡しをしてあげているとどんどん
どんなものでも繊細にちぎれるようになっていきました。
ちなみに、パパんちゅのカバンの財布からお札を取り出して
ちぎろうとしていた時は、さすがに止めましたよ(汗)
できる!の喜び
全くクリアできそうもないゲームをいくらやっても楽しくありませんが、
ちょっと工夫するとクリアできる!というレベルのゲームは楽しいですよね。
赤ちゃんも同じで、
赤ちゃんの能力に見合った遊びは「楽しい」と感じ、
逆に全くできないと興味さえ失ってしまいます。
そんな時は、赤ちゃんの発達の段階に合わせて
能力に見合った遊びに変えてあげたり、少し手助けをして
「できた!」という達成感を感じるようにしてあげれば良いでしょう。
「できるようになる」こと自体がとっても楽しいことだと学ぶと
そこから「楽しさ」を得るために
どんどんいろんなことにチャレンジしたがると思います。
実際に娘んちゅはチャレンジ精神が旺盛になりすぎて
家の中でジッとしていることがなく、
私が何かをしているとそれをやらせろと言わんばかりに隣にきて
「あー!あー!」と主張し続けるので、その点はちょっと大変ですが(笑)
赤ちゃんはびっくりがお好き
遊びの中で、赤ちゃん受けが良い遊び方が「びっくり!」させることです。
おそらく好奇心と似た感覚だと思いますが、
想定外のことが起きるとそれを面白いと感じるようなのです。
いないいないばぁひとつをとっても
「いない、いない、ばぁ」とただやってもあまりウケず
「いない、いない・・・ ばぁっ!(裏声)」と驚かすと
ケラケラ大ウケしてくれます。
ソファの影に隠れて、想定外の場所から登場したり、
想定外のポーズで登場したりするのも非常にウケが良い。
だんだんと経験値があがり
次に起こることを少し予測できるようになると
その予測と違うことが楽しくて仕方ないようなのです。
せっかく渾身のポージングで登場したのに、
急に飽きたのか、全く違う方向を見てた…って時もたまにありますが(笑)
リズム感
赤ちゃんはリズムが大好きです。
特にリズムの取り方を教えたわけでもないのに、
音楽を流しているとそれに合わせて、
リズムよくうなずいたり横揺れをしたりするようになりました。
そしてとても楽しそう^^*
夜泣きゼロの我が家♪泣き止まない赤ちゃんを寝かしつける11のコツ☆
の記事にも少し書きましたが、
「リズム感のある運動」はセロトニンというホルモンの分泌を促します。
そのセロトニンというホルモンは「幸せホルモン」とも呼ばれていることからも
きっと、「リズム」に心地よさを感じる本能が元々人間に組み込まれているのでしょう。
国が違っても世界中に何かしらのダンスが存在するのも
そういった理由かもしれません。
音楽に合わせてリズムよく身体を触ってあげたり
手をふってあげたり
音楽がなくても、リズム感のある掛け声をかけながら
いろいろなことをさせてあげると
とても楽しそうにしてくれますので、
是非試してみてください。
最近は音楽を全身で感じて自由に表現する遊び「リトミック」がとても流行っていますね。
私と娘んちゅも今度体験に行ってみることにしましたので
その体験記も是非書いてみたいと思っています。
さいごに
今回は赤ちゃんにとって大切な「遊び」についてまとめてみました。
「遊び」が赤ちゃんにとってなぜ大切なのか
「遊び」をより効果的なものにする、という観点で
少しでもお役にたてていれば幸いです。
次の記事では、具体的にどんな遊びがおすすめか、
娘んちゅの様子も交えてご紹介してみますね。
それでは、娘んちゅの笑った顔が大好きすぎて、
毎日家事そっちのけで遊んでばかりいるママんちゅでした^^*