2020年、コロナに負けたくない。映画『ライフイズビューティフル』に学ぶ”愛あるユーモア”が生み出す幸せな時間。

あれこれ

こんにちは。
ママんちゅです^^*

 

元号も「令和」に変わり、オリンピックも開催される予定だった2020年ですが、日本、そして世界中に暗い雰囲気が立ち込めていますね。

 

今日は最近感じていることと、私の大好きな映画のお話を!

 

育児の話ではないのですが、お付き合いいただけるとうれしいです^^*

 

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コロナウイルス。オリンピック延期。暗い話題で溢れる2020年。

昨年末から、コロナウイルスの感染拡大が続いていますね。

そして、それに伴う各種イベントの中止、外出自粛、買占め行動、人々の不安や悲しみ、怒りや批判など…暗い話題で溢れていっている気がしますね。

大きな希望となっていたはずの2020年はオリンピックも延期になってしまい、国民の心にぽっかりと穴が空いてしまったような状態でしょう。

最近では「この状況下で楽しく過ごすこと自体が悪」と、幸せや楽しい気持ちまで自粛すべきかのような、本来の目的がねじ曲がって伝わる風潮まで拡大しているのではと感じてしまいます。

また、買占め行動などに代表される、周りを思いやる心の喪失や、他人を責めることで自分の不満を誰かにぶつけるしかない人達もいて、仕方ない部分もあると思うのですが、どこか寂しい気持ちになったりしています。

これは一昔前では考えられないくらいに進歩したインターネットやSNSと、人間の不安心理が混ざり合って生まれた二次災害なのかな…と思っています。特に私は育休中で家でテレビやネットばかり見ているので、余計にそれを強く感じてしまっているのかもしれませんが…。

そんな風潮に、なんだか自分の心まで持っていかれそう…と、どんよりした気持ちになっていた時に、ふと、昔見て大好きになった映画『ライフイズビューティフル』を思い出しました。

今回はそんな大好きな映画『ライフイズビューティフル』についてお話しようと思います!

映画『ライフイズビューティフル』

1999年公開。ロベルト・ベニーニ監督作品

「ライフイズビューティフル」ご存知でしょうか?

1999年に日本で公開されたイタリア映画。ロベルト・ベニーニ監督の作品です。

確か当時私は高校生で、日曜洋画劇場で放映されているのを自宅で見たんだったような。

この映画のラストシーンに衝撃を受けたことやその時に抱いた感情が今でもとても鮮明に蘇ります。

簡単なあらすじ

あらすじを簡単にご紹介いたしますね。

舞台は第二次世界大戦下。
ユダヤ人迫害という非常に過酷な環境に身をおく人々が存在する時代です。

主人公の「グイド」はその戦下の中、妻「ドーラ」と出会い、二人の間には「ジョズエ」という可愛い息子が生まれます。

その幸せもつかの間、家族はバラバラに。ナチスの強制収容所に送られることとなります。

まだ幼い「ジョズエ」にとって、収容所生活はあまりにも辛く過酷なもの…のはずでしたが、父親「グイド」の「これはゲームなんだよ」というユーモア溢れる数々の嘘で、その生活を一変させていくのです。

残酷な収容所生活が舞台とは思えないほど、「グイド」と「ジョズエ」のユーモア溢れるやり取りに大笑いしながら見ていた記憶があります。

この先はネタバレになってしまうのであまり内容をお話せずにおきますが、

最後の最後まで、父親の愛ある嘘とその愛に包まれて美しい時間を過ごす息子の純粋な姿に、胸がいっぱいになるのです。

この映画が描きたかったこと

ユダヤ人迫害、強制収容所へ送られる人々、という残酷な歴史の一幕を舞台にしながらもこの映画が描きたかったのはその残酷さではなく、誰かを愛することで生まれる強さ、美しさなのだと感じました。

父親グイドから息子ジョズエへの嘘偽りのない愛情、そして自分に美しい人生という贈り物を届けてくれた父親への愛情を、ジョズエの視点から描いた作品だと思います。

たくさんの笑顔と温かい涙を届けてくれる最高の映画です。

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映画と自分の人生を重ねてみる

当時の私は、ジョズエのように自分の父や母からたくさんの愛情をもらって過ごしていましたから、その父親像を自分の両親と重ねてジョズエの心に大きく共感しながら見ていました。

そして、自分が母親となった今は、父親グイドへ大きく共感することができます。

グイドの数々の嘘は、ジョズエや妻ドーラを深く愛するが故に、絞り出された知恵の結晶です。
ジョズエをなんとか幸せにしたい、この先の素晴らしい人生を歩むためになんとか生きながらえて欲しい、その強い思いとジョズエの存在が、グイド自身をも支えていたと思います。

愛する人の存在は、自分を強くも脆くもすると思いますが、その存在の大切さについて考えに考え、本当に守りたいものに気づいた時、必ずそこには強さが生まれるのではないでしょうか。

この映画の背景である戦下の状況と比べたら、現在は本当に恵まれた環境です。娘との幸せな時間を存分に味わうことのできる日々。それに改めて気づくと本当に感謝の気持ちが溢れます。

そして、今回のコロナウイルスも然り、人生において今後様々な困難も訪れるでしょうし、迷いや間違い、絶望も経験するかもしれません。

それでも、どんな環境下でもきっと、この「ライフイズビューティフル」のように愛から生まれた知恵が、ユーモアが、笑いが、私たちに美しい人生をプレゼントしてくれるのだと信じています。

なんだか熱く語りすぎて、映画を見たことのない方はなんのこっちゃですねきっと(笑

戦争映画・収容所の悲劇という点で嫌厭してまだ見てないよ〜って方がいたら、是非親子で見てみて欲しいなと思います。ハンカチは必須ですが^^*

我が家の娘んちゅはまだ1歳ですが、映画がわかる年齢になったら一緒に見たいなと思っています。どんな風に感じてくれるのだろう…!

様々な動画配信サービスで見られますので、下記記事も是非参考に◎

私は妊娠期からこの動画サービスを導入したのですが、もう便利すぎて手放せないもので^^*

さいごに

今回は、私の人生のバイブルと言っても過言ではない大好きな作品『ライフイズビューティフル』についてご紹介してみました。

 

俳優でもありコメディアンでもあるロベルトベニーニ監督の人生観の美しさが存分に詰まった作品。何度見ても大好きです。

 

映画の感動を思い出してなんだか半泣きしながらこの記事書いてます(笑

 

書くの楽しかったので、今後も映画とかアニメとかについて、色々記事書いてみようかな^^*

 

娘との自宅待機を楽しくする知恵もた〜くさん湧いてきたのでそれらも紹介していくつもりですよ♪

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